風疹予防接種の安全性
Q1.風疹予防接種の副反応にはどのようなものがありますか。
A.2006年度から定期接種として麻疹風疹混合ワクチンが用いられるようになり、風疹ワクチンの接種者数は減少していますが、風疹ワクチンは、副反応の少ない非常に安全なワクチンの一つです。しかし、重大な副反応として、まれにショック、アナフィラキシー様症状、全身のじんましんの報告があります。
また、まれに(100万人接種あたり1-3人程度)急性血小板減少性紫斑病が報告されています。
その他の副反応として、発疹、紅斑、掻痒、発熱、リンパ節の腫れ、または関節痛などをみることがあります。
成人女性に接種した場合、子供に比して関節痛を訴える頻度が高いといわれています。
出典:国立感染症研究所 風疹Q&A(2012年改訂)